アラフィフ女の人生初海外旅行in London 1 はじめに

ロンドン旅行

ブログの記載も少しは慣れて来たので、そろそろロンドン一人旅のことを書いてみようと思います。
他にも詳し いサイトは沢山ありますが、四十路の初海外一人旅をしてみようというニッチな需要に応えられれば。
方向音痴で英語初級者なおばちゃんがゆく、ロンドン一人旅。Start!

発端

イギリスへ行こうと思ったのはアメリカ横断ウルトラクイズ出場(予選落ち)から2年前。
高校の非常勤講師の先生自作のイギリス旅行記を頂いたのが始まりです。

今でこそプリンタも、写真をプリント(マイブック)も、
そしてパソコンも当たり前ですが、当時はワープロがやっと普及し始めたところでした。
でもまだ高価でパソコンに至っては黒画面の一太郎という
ワープロソフトが入って40万円とか普通でした。

ワープロ専用機

お若い方、ワープロっていっても Word じゃないですよ。
ワープロ専用機という、ワープロしかできない機械があったのです。
画面はモノクロ液晶、文字のサイズは全角・半角・縦横2倍角・4倍角しかなく、

moji.PNG

なのに 20万円以上はザラという高級品でした。

ガリ版刷りの旅行記

大学院生でまだ若い先生は、もちろん高級なワープロ専用機は持っていませんでした。
ではどうしたかというと、「ガリ版刷りの手作り!」
先生の味のある手書きで手のひらサイズ。
トレーシングペーパーでカバーされていました。今思えば製本も大変だっただろうなと思います。
この手作り小冊子を希望者に配ってくださったのでした。

手作り旅行記を読んで

外国語大学の院生である先生にとって英語はお手の物、
イギリス田舎旅行記が味のある手書きの文字・絵とともに綴られていました。
イメージは「河童が覗いたヨーロッパ」みたいです。
コッツウォルズやストーンヘンジなど、、宿は現地のB&B。
私も「地球の歩き方」を隅々まで読み、大学生になったら行ってみたいなと夢を膨らませたものです。
その後は受験やらなにやらに失敗して少々ヤサグレてしまい、夢は遠くに行ってしまいましたが。

友人の言葉

あれから 30 年。パソコンやインターネットも普及し、
イギリスに行けなくはない程度のお金ができましたが
まとまった休暇が取り難いという会社員にありがちな状況になってしまいました。

国内には時々旅行に行きま したが、海外となると敷居が高い。
そんな年末のある日、小学校から付き合いのある親友が亡くなりました。
同級生で、もちろん同い年。家も誕生日も近く、ことあるごとに相談しあう友達でした。
葬儀が終わり、ふと入院中の彼女の言葉を思い出しました。

友: 「アンコールワットに行きたい。」
ア: 「そうだね。治ったら行こう。でも、私が暑いところが嫌いなの知ってるでしょ?ヨーロッパ行こうよ」
友: 「体が動くうちに海外行ってみた方がいいよ。」

四十路のささやかな決意

PCに向かってばかりいることからの慢性的な肩こりに加え、
体重増加から(?)の弱めな膝痛も出てきました。
「親も心配だし、旅行に行くことができる時間は意外と短いかもしれない。
やりたかったことをやってみよう」と、 立ち上がったのでした。

なんか思い出話ですみません。続きます。

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