アラフィフ女の人生初海外旅行in London12 4日目

ロンドン旅行

4日目 最終日

ついに帰国の日。朝食の注文も慣れて来たので今朝は昨日のおじさまを真似て
「目玉焼きとベーコンのみ」と言ってみたら目玉焼きしか来ない。
今までは「エッグ?お肉は?」と1問1答だからできたのね。
イレギュラーは通じていないというのがちょっと物悲しい。
ベーコンやパンもくださいとお願いしてちょっと時間がかかってしまった。

地下1Fの食堂から2F?の101までリフトを使ってみる。
Londonに来て思ったけど、前後に扉のあるリフトが多いです。
日本だと駅のエレベーターで車椅子が出入りしやすいようにと前後扉を見かけますが
ここでは普通。古いリフトも同様で、意外にバリアフリー。

8:30 チェックアウトの前にまだ一度も行っていなかったハイドパークへお散歩。
5分ほどで到着。なんだ、ケンジントン宮殿もすぐそこじゃん。

HydePark1.PNG

ここのアフタヌーンティーはガイドブックにも載っていて行きたかったのですが、
まだ開いてないしお腹いっぱいだしと断念。
ハイドパークは馬が走り、ローラースケートの人もいるし、鳥もこんなに近い。
すごく爽やかで気持ちいい~。これは毎朝来たいね。

HydePark2.PNG

小雨がぱらつき始め、風も吹いて肌寒くなっ てきたので退散。バイバイ。

HydePark3.PNG

チェックアウト

荷物をまとめてチェックアウト。Booking.com での提示額通りをカードで決済。
ポンドが大きく動いていなくて良かった。スーツケースを預かってくれるとは言うものの、
受付向かいのロビーの端っこに置くだけ。南京錠持ってて良かった。
スーツケースに施錠し、外へ。バッキンガム宮殿の衛兵交代を見たかったけど、
10時頃という微妙な時間に待っていなくてはならないみたいなので断念。
ビートルズファンの父のためにビートルズショップのあるBaker Street駅へ行くことにしました。

Baker Streetでホームズ先生と撮影

シャーロックホームズ関連も見てこよう。地下鉄も慣れてきました。
慣れた風(のつもり)でカードをタッチしたら閉まってしまいました。
すかさず係のオジサン登場。「ノーマネー」チャージしろってことらしいので
10£をチャージ(トップアップ)

Baker Street駅に着いたすぐにホームズ像が!!早速写真を撮る。いい記念になりました。

Sherlock.jpg

約3分のところにあるらしいビートルズショップを探すも見つからない。
Bootsファーマシーの先だよってことなんだけどなあ。
いかにもな長髪のお兄さんに道を聞くも知らないという。
え!!このお兄さんが知らないなら誰も知らないよ。駅が違うの??

結構歩いて見つかりました。ホームズ記念館の隣。すごい行列なので入場を迷うほど。
行列の最後の人に「あなたはどちらに並んでいるの?」と聞くとホームズ記念館とのこと。
人気です、ホームズ館。私はビートルズショップなのでほっとして入る。
所狭しとグッズが並んでいます。かさばらないステッカーとピンバッジを買いました。
ロンドンパスの特典で貰えるグッズもビートルズのステッカーやバッジで結構いい感じでした。

Sherlock2.jpg

ハロッズ

次はハロッズでお買い物。義妹にヴィヴィアンウエストウッドの小物を買ってあげようっと。
そこで、ハロッズまでバスで行こうと考えました。最終日ですが、初の2F建てバスです。

bus2.jpg

2F建てバス

バス停に行くと、ハロッズのあるNights Bridgeは22または7番のバスみたい。
でもこのバス停からは出ないなあ。そこに小雨混じりの中「7」と書いたバスが通るではありませんか!
右を曲ったところにあるバス停に止まります。「そこだ」と別のバス停へ。
方向が同じだからか22も7も通ります。良かった!しかも屋根もあるから雨宿りもできて便利。
2~3台待つと来ました!ここは前乗りなのね。運転手さんのそばのパネルにオイスターカードをタッチ。
入ってすぐに階段があるので早速2Fヘ。先頭には子供たちが乗っていたので2列目の左側に乗車。
日本同様左側通行なので左側席の方が景色が見えるのです。

ちょっとした広場を通り、マークス&スペンサー等の高級スーパー、各種ブランド店も見えます。
高級なお店が並ぶ。ガイドブックのとおり(笑)2Fの電光掲示板は壊れていて映りません。
Nights Bridgeの車内アナウンスを聞き取れるだろうか。。と不安になり、
2停留所目で乗ってきた金髪のマダムに尋ねると「ハロッズでしょ?私も行くから教えてあげる」とのありがたいお言葉。
途中、急な割り込みの車に急ブレーキのバス。車内で悲鳴が上がり、私も足を軽くぶつけました。
でも何とかマダムと一緒に到着。マダムは「ここよ」とさっさと行っちゃいました。ついに到着。

大混雑のデパ地下

老舗デパートハロッズ。土曜日ということもあるのか、いつもなのか、凄い混雑。
イモ洗い状態で店内に。お菓子やお茶などが売っています。
ここでお土産だ!と紅茶を買いましたが、会社のバラマキ土産にできそうな
個包装のビスケット等がありません。一応チョコレートはあったけど、夏だし溶けそう。
散々探すも見当たらず断念。が、思えばここでチョコでもいいから買っておけばよかったと反省することになります。
伯母夫婦へ紅茶と、母にハロッズメモを買いました。

幻のVivian

さてと。ビビアンウエストウッドのあるファッションフロアへ。
エジプシャンエスカレーターで上がります。ゴージャス。

Harrods1.jpg Harrods2.jpg

が、ここでも方向音痴を発揮。行けども行けども見つかりません。
スタッフに何回も聞くけどたどり着けず。あるオシャレなお姉さんには「あなたが?」と言われましたよ。
「No, For my sister!」で「I see.」失礼ね。
どうせ(サイズ的に)入らないですけど。。結局1時間以上回ったけど見つからなかったです。
ただ、見つけたとしても服しか売っていないだろうというハイブランド祭り。
かなり高い位置にディスプレイされていて見上げるよう、いろんな意味で高嶺の花でした。
結局義妹にはロンドンの街のイラストがプリントされた可愛いエコバッグを購入。
お腹が空いてきたのでどこかのお店に入ろうとするも長蛇の列。
もうグッタリしたので電車でホテルに帰りました。

フィッシュ&チップス

ホテルまでの道すがら、いつも見ていたフィッシュ&チップス店で
ロンドン初のフィッシュ&チップスを最終日のお昼に食べました。14:30だけど。
ポテトは飽きていたはずなのに、やはりサクサクで美味しい。タラもGood。
ビネガーとマヨ、ケチャップと色々使い完食。

fish_chips.jpg

空港へ

お腹いっぱいで帰宿。もうカードキーは持っていないのでインターフォンで開けてもらいます。
トイレを借り、ついにお別れ。スーツケースは私のだけになってた。
スタッフに御礼とお別れの言葉を告げ、宿を後にしたのが16時30分。
18:45には搭乗なのだけど、帰りもヒースローエクスプレスで15分で着くから余裕かな。
快適なヒースローエクスプレスに乗り込みほっと一息。バイバイPadington,London。
来年また来るから!オイスターカードは返金しませんでした。

お土産がない!

帰りはJAL便。日本語が話せて嬉しい。帰りがBritish Airways(BA)だったら
無事手続きできたかなあ。JALの親切なスタッフさんのおかげでつつがなく手続き完了。
荷物を預けてお土産だ。…あまり良いのが売っていない。
またも JALのお姉さんに聞く。搭乗口近くの方が売店が充実しているとのことで行ってみる。
確かに品数が多いけど、個包装クッキーがない。

うろうろしているとオジサマ係員が「どうした?」
「(えーっと、個包装って何て言うんだろう) 1 pack 1 cookie or biscuit?」
「Oh! Individual!」ヘー、Individualって言うのね。それからはドヤ顔で Individual を連呼。
「これはどうかな?」というのは Godivaのクッキー。これはイギリス製ではないのでは?。
散々悩んだ挙句結局チョコに。どこでも売ってるよ(恥)
ここで時間を取り、ギリギリの搭乗になってしまった。あと5分の状態でお店を出て搭乗。焦った。

JAL便機内

ギリギリのため、ほぼ埋まる機内。やっぱり日本人ばかり。
国内線のような安堵もありつつエコノミークラスの後方へ。

重装備

「え!?」BAとは別の意味で驚きました。乗客はアイマスク・マスク・スリッパ装着者が大半。
何だ、この装備万端具合は。13時間を乗り切るのはそれほどにも大変なのか!?
BAでの丸腰(?)っぷりと大きく異なるのに驚きつつ、私の席の前の通路につきました。

通路側には先ほどの3装備プラス目深にパーカーをかぶり、
話しかけるなオーラ満載の若い女性が座っています。
私は実感しました。日本人が通路側を取りたがる訳が。「声かけづれー」
とは言え、座らない訳にはいきませんので声をかけます。鬱陶しそうに立つ女性。
今度はアイスなのかヨーグルトなのかスムージーなのか、
どこで買ったのか見たこともないものを食べ始めます。
まだ離陸してません。私は荷物を上に入れたいので仕方なく声をかけます。鬱陶しそうに(以下略)

しばらくすると離陸。20時近くですが夕焼け空。バイバイLondon と名残を惜しんでいると、
初めて通路側の女性に話しかけられました。
「窓閉めてもらえますか?」
「パーン(閉める音by私)」オノレには1mmも陽は当たらんだろうが (装備してるから)と更に不快になりました。
次回は「もう少し見させてください」と言おうと思いますが、レアケ ースですかね。
ちなみに隣は男性でしたが機内食を渡してもらったり程度でこちらもほぼお話はなしです。
往路が特殊だったのかな。

Plane3.PNG

CAさんとお喋り

気を取り直して機内食。冷たい綾鷹とインスタントながらも味噌汁にちょっと涙。
たった4日なのに弱い自分。BAと違って、スプーンや食器が使い捨てじゃないのね。
味も良いです。隣の男性が席を立ったのを機に私もトイレへ。やはり中々女性が起きません。
やっとアイマスクを外すと鬱陶しそうに(以下略)

混雑を覚悟していましたが、空いてます。というかいません。
すぐに済ませ、足の伸ばしも兼ねてCAさんに話しかけます。

「トイレ空いてますねえ。往路のBAでは長蛇の列でしたよ。まあ運動になったので良いですけど」
「そうですか。いつもこのくらいですね」
「到着は昼過ぎですよね。あ、そろそろ東京時間に直そうかな」
「日本は今○時ですよ」CAさんの時計をみると文字盤が2つ。
「おお~!CA用時計なんですね。カッコイイ!」などとマッタりしていました。
BAの時は日本人の乗客(おばさま)とも話をしたけど、こちらは皆無。
通勤電車の中みたいに皆無言です。ただ、スタッフはやはり日本の航空会社らしくきめ細やかでフレンドリー。
こんな状況だったので機内食を撮影する空気ではなく、写真は少な目。

私も「めぐりズム」のアイマスクをして眠りに入りました。
しばらくすると後ろの席のスーツケース(!)が足にあたります。
後ろの席の人が小ぶりのスーツケースを足元に置いて前方に進出してきているのです。
もう!と思いながらウトウトしました。なんだかなあ。もうじき到着。
もうブラインド上げていいのかな(外が観たい)と気を使い(うざい)つつ
そっとブラインドを半分ほど開けて外を見ます。おお~、日本だ。
14時過ぎに着くのでお昼ご飯はどうなるのかな?と思ったら無事機内食が出ました。ごはんだった気がします。

帰国

機内に忘れ物

ほぼ定刻通りに到着。手続きをしてスーツケース到着を待ちます。
中々来ないな。だんだんと人が減っていくのを不安な気持ちで待ちます。
「あ!」ハンドタオルを機内に忘れたことに気付く私。
もうボロイのだけど、誕生日に義妹からもらったビビアンのタオルなのです。
ダメモトでスタッフの方に聞いてみると、なんと!機内に確認に行ってくださるというのです。
あんなボロイタオルなのに恥ずかしいと思いつつも持ってきてくださったときは感動。
よく見つけてくださった。本当に感謝です。JALでは乗客には不快な思いをしましたが
スタッフの皆さんには 感謝ばかりです。
「お待たせいたしました。」
「いえいえ、まだスーツケースが来ていませんし」と話していると
タイムリーに黄色いお守り付のスーツケースが流れてきました。
すぐにスーツケースが来ていたらタオルに気付かず失くしてしまっていたかもしれません。

電話がかけられない

疲れも吹き飛び元気に、歩き始めました。東京暑〜い。汗が吹き出します。タオル有難い(笑)
羽田に着いたし、家族や友人に連絡しようと日本のSIMを差し込みます。
あれ?認識しない。どうやらスマホ自体が壊れてしまったようです。
公衆電話も見つからず、そのまま帰ることにしました。

モノレールに乗る前 にポンドを日本円に戻さなくては。
チップ用に1度だけコンビニで現金を使った他は、結局一度も現金を使いませんでした。
高級レストランにも入らなかったしね。
やはりレートは悪く、行きの男性店員から小額紙幣も両替可と言われたのに、今日の女性店員には断わられる。
「4 日前に男性店員にはできると言われたんですけど!」「いいえ、できません」の一点張り。
流暢な日本語(笑)での交渉は失敗し、思い出に持ち帰りました。
まあ次回に使えばいいね。

スマホが使えない状態のまま(ロンドンと同じじゃん)帰宅しました。
家族・友人から到着の連絡がないことを軽く心配されましたが、理由を話したら苦笑。
「しばらくスマホ使えません」と家のWifiから友人や会社に連絡。
やはりSIM接続部分の故障とのことで端末交換となりました。
よりによって初旅行での故障でしたが、おかげで多くの人に道を尋ね、
コミュニケーションができたのかもと前向きに考えることにしました。
テロや犯罪に遭わず無事帰れたことに感謝。

今回の旅の友たち

goods.jpg

まとめ

こうして人生初の海外旅行を無事実行することができました。
心配してくれた家族、友人、同僚達、ロンドンの皆さんに感謝でいっぱいです。
あれから1年が経とうとしています。
ちょっと予算の関係で今年はロンドンに行けませんが、
たまったマイルで「どこかにマイル」を使って国内旅行でもしようかと思います。

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